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【勉学】昔のPCを勝手に教えるスレ【歴史】

17 :隣のグラフィック事情:01/12/24 01:36
80年代中頃の8ビットマシンが持つ標準的なグラフィック機能は
 ・横640×縦200ドット
 ・8色フルカラー
だった。しかし、このグラフィック画面を1枚持つだけで
640×200×3プレーン÷8≒48KB
のGRAMが必要になる。ただ単純にマシンのメモリにGRAMを載せる設計では、
基本的に64KBのアドレス空間しか持たない8ビット機のメモリの3/4をGRAMだけで
占めてしまう事になる。
増加していくGRAMを実現する為に、各メーカーは色々な工夫をしなければならなかった。

○ BASIC MASTER LEVEL3(日立 MPU:6809)
  個人ユーザーを対象とした価格帯で、初めて640×200ドットカラーグラフィックを実現したマシン。
  実際にメモリ空間上に持っているのは16KB(1プレーン)分で、同一空間に6ビット(8色+属性)のカラー
  アトリビュートRAMが隠れており、カラー属性をI/OにセットしてRAMをアクセスすることでその部分に
  色がつく仕組みになっていた。つまり、色はバイト単位でしか指定できず、横8ビット分は必ず
  同じ色になってしまう(セミグラフィック)。
  GRAMもメインRAMと混在しているので、高解像度グラフィック面を確保するとフリーエリアが減少した。
  しかしROM24KB+GRAM16KB(+若干のワークエリア)を差し引いても、BASIC使用時で約20KBと
  当時としてはそれ程酷くないフリーエリアを持つことが出来た。

○ FM-8(富士通 MPU:6809)
  LEVEL3発売から暫くして登場したFM-8は、初めて640×200ドット・フルカラーグラフィックを実現した。
  48KBものGRAMを持つためにFMが選択した方法は、CPUをメイン・サブの2つ持たせ、GRAMは
  サブCPUの空間に配置して、メインCPUのRAMはすべてプログラム用に開放するというものだった。
  文字やグラフィックの描画は、メインCPUがサブCPUにコマンドを送ることで行う。これにより、32KB
  という当時最大級のBASIC ROMを持ちながら、メイン側に十分なフリーエリアを確保できた。
  この方式の欠点として、プログラマーは直接GRAMを書き換えられず、サブCPUとの通信に因る
  オーバーヘッドが発生するということがあるが、重い処理であったグラフィック描画をメイン側の
  プログラムに負担をかけず並列に処理できるという利点もあった。
  後にサブCPUを「乗っ取る」ことが可能なことが判明し、可能性が一気に広がった。

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