5ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

サスペンス大傑作 黒澤明「天国と地獄」

206 :この子の名無しのお祝いに:2006/03/29(水) 03:02:32 ID:L0958+QW
>>204
 長文、お疲れ様でした。
 >>200の書いた内容を否定する204の書き込みでしたが、
 >>195の書いた内容を肯定する内容ではなかったね。

>あんな阿片窟みたいな場末は当時日本のどこにもなかったし
 そんな場所は当時日本に存在していた。それが黄金町だった。
 黒澤がそこでロケを主張したが、ロケ隊が襲撃されるのは目に見えていたので、
 警察から撮影許可が下りなかった。
 かろうじてシナリオハンティングと撮影下見に警察の護衛同行で実施された)
 で、ロケ隊のかわりに、リモコンカメラを東宝技術部に開発してもらい、隠し撮りを計画した。
 が結局、このリモコンカメラがうまく作動しなかったんで、セットでの撮影に切り替えた。
(ソース「KUROSAWA・・・」)
 あんな場所は当時、横浜に限らず、渋谷、新宿、池袋にも似たような所が存在した。今の綺麗な街並みからは想像も出来ないだろうけどね。

>高台の豪邸暮らしを羨やんで誘拐までする日本人はいなかったろ
>まして若い医学生ならなおさら
 それは、195の主観にすぎない。
 それにしても、195はずいぶんと幸せな人生を歩んできたんだな。

 俺はずいぶんとドロと胆を舐めて生きてきたから、山崎努演じる犯人の苛立ちも
 それが憎しみに変わり、丘の上の天国で生活している三船をからかう様に誘拐という
 犯罪に手を染めてゆく気持ちはよく解る。

 だから山崎努は「羨んで誘拐」したのではなく、三船を精神的に苦しめるために誘拐したんだよ。
 それを「羨んで誘拐」と理解している段階で、195はこの映画を見誤っている。

 この犯人の感情の変化が理解できなければ、貧しいが未来が約束されている若い医学生が
 あんな犯罪を犯す事が、195に「荒唐無稽」と映っても仕方ないんだろうね。

 それと似た感情の変化のプロセスを経て仲代の刑事が、悪魔に魂を売り渡してまで、
 山崎努を死刑にするために追い詰めてゆくのだが、それも195には「荒唐無稽」なんだろうね。
(刑事としてのリアリティではなく、仲代の心情のリアリティの問題を論じている、念のため)

213 KB
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.04.00 2017/10/04 Walang Kapalit ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)