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【日活】   正統派の系譜   【アクション】

1 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/08(土) 20:03:02 ID:fy7Q8CY9
三兄弟、裕次郎、トニ−、渡。旭、英樹はそれぞれ妾の子。そして錠、英明は従兄弟
俳優だけではなく、作品にも系譜はある。
勘違いされると困るが、これは分類の話。作品の優劣を決めるものではなく、いわんや旭、英樹、錠、英明を貶めるものでは決してない


2 :正統派の定義(個人的に):2006/07/08(土) 20:07:52 ID:fy7Q8CY9
いうまでもなく日活アクション映画は裕次郎の登場を以って成立した。井上梅次による「勝利者」「鷲と鷹」等ではじまり、個人的には「俺は待ってるぜ」「錆びたナイフ」で完成したと考えている。
では、これらの作品を裕次郎以外の俳優が演じていたなら、日活アクションは成立していただろうか?仮定の話なので正解というものはないが、成立し得なかっただろうと云うのが、私の結論である。
最初日活が目指したのは「アクション映画」ではなく「裕次郎映画」なのだ。
演技は全くの素人だが、喧嘩に関してはプロ級の裕次郎。裕次郎を活かすにはアクション映画が最適であった。
裕次郎はカメラの前で地のままの自分を演じただけである。しかし、これには裕次郎自身に魅力がなければ観客の共感は呼べない。しかし彼は充分過ぎるほどに観客の共感を得、おくの観客の指示を勝ち取ったのである。そして、「日活アクション映画」が成立した。
俳優が、自分の地の部分をもとに主人公の魅力を醸し出す。これが正統派の「日活アクション」映画なのだ。


3 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/08(土) 20:31:01 ID:/rLWAcGt
日活アクションスター
石原  裕次郎「文句なしのナンバーワン日活の救世主」=タフガイ。
小 林   旭「アクションシリーズ物でP・Pフル回転」=マイトガイ。
赤木  圭一郎「日活第三の男 愛称トニー 和製ジェームスディーン」=トニー。
和 田 浩 治「16歳でデビューしダイヤモンドラインの一翼を担う」=キッド。
宍 戸   錠「日活最古参。エースのジョーで敵役として人気」=エースのジョー。
二 谷 英 明「日活最年長。主に裕次郎の相手役を勤めた」=ダンプガイ。
高 橋 英 樹「激流に生きる男(アクション)より男の紋章(任侠)が似合った」ナイスガイ。
渡   哲 也「遅れてきた最後の日活スター」=不死鳥の哲。

その他 初期に葉山良二・待田京介・青山恭二・小高雄二等のB面アクション映画。
後期に藤竜也・原田芳雄・郷瑛治等のニューアクション映画。



4 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/08(土) 22:33:45 ID:fy7Q8CY9
正統派ヒ−ロ-に
似合う職業
  ■船員
  ■スナック(クラブ)のマスタ−
  ■元刑事
  ■やくざ(含む殺し屋)
似つかわしくない職業
  ■やるき満々の公務員(官僚)
  ■明朗なサラリ−マン
  ■軍人(兵隊)
  ■現役の刑事
  ■パイロット
そして、何故か■諜報部員

5 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/08(土) 23:11:23 ID:/rLWAcGt
正統派三兄弟の「紅三部作」
紅の翼(パイロット)紅の拳銃(現役の刑事)紅の流れ星(やくざ=殺し屋)
正統派三兄弟の「錆びた三部作」
錆びたナイフ(スナックのマスター)錆びた鎖・錆びたペンダント(青年役)
正統派三兄弟の「屈折した弟」
陽のあたる坂道・錆びた鎖・陽のあたる坂道渡版
正統派三兄弟のボクサー三部作。
勝利者・打倒(ノックダウン)・星よ嘆くな勝利の男

正統派三兄弟は演技は下手。旭・英樹は演技上手。
この違いも「正統三兄弟」の定義だろう・・



6 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/08(土) 23:26:08 ID:fy7Q8CY9
>正統派三兄弟は演技は下手。旭・英樹は演技上手。
正統派は下手以前に演技をしない。地でゆくから・・・
旭、英樹は芝居をしたがる。その中でも旭「片目の一本松」が最高

上記紅3部作の内、正統派作品は「紅の拳銃」「錆びたナイフ」だけか?
「紅の流れ星」、は非正統派作品だが傑作
ボクシング映画はそれほど日活らしさを感じず。まだ、裕次郎版「陽のあたる坂道」の出来が良い
渡ウォッチャ−の俺でも渡版「陽のあたる坂道」は他人に対して薦める気にはならない

7 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/09(日) 00:55:02 ID:5vory1w4
渡は裕次郎路線で当初売り出された・・次に旭の当たり役渡り鳥の姉妹編
「あなたの命」「骨まで愛して」の二作。共演宍戸錠・浅丘ルリ子まで出演。
しかし・・やはり渡の真骨頂は無頼シリーズだろう・・・

東映やくざ路線に対抗した日活アクション王道路線と外れた感じだが
単なるやくざ映画に終わらず日活青春アクションのプライスを十分生かした
演出が光った。浜田・松原・川地・待田等お馴染みの共演も良い。

そういう意味では「日活アクション」はトニー死去で事実上終焉した感じが
するんだが・・大人になった裕次郎はムードアクションから独立。
旭が器用な役者で「青春もの」以外日活の看板最後まで担った。

8 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/09(日) 22:45:03 ID:rQE6hlqF
『紅の拳銃』の主人公は確かに現職の刑事だが、スト−リ−進行上、はっきりするのは映画の最後
刑事と判っていれば、マニアックな拳銃の構造テクニックの解説とかがすべて台無しになってしまう
実際、刑事だと判ってみるとあまりにもご都合主義で、この作品の唯一の欠点

三兄弟のうちトニ−だけがエキスラ出演あり。渡なんかはいきなりの準主役でデビュ−
だが、このなかでもっとも俳優としての資質のあるのがトニ−。次に渡、かなり開いて裕次郎だと思うのだが、現実は全くの逆
もっとも21歳で逝ってしまったトニ−にはかなりのハンディがあることは確かだが・・・


9 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/10(月) 16:44:28 ID:KlwoD2kY
マニアックな監督で有名な鈴木清順が唯一絡まなかったのが裕次郎。
トニー「素っ裸の年齢」錠「野獣の青春」英樹「けんかえれじい」渡「東京流れ者」旭「関東無宿」・・
結構傑作揃いだ。日活ではエース級舛田利雄がサシズメ裕次郎担当か?
裕次郎・清順のコラボ見たかった気が・・
トニー映画は大半が野口博志監督で旭が斉藤武市監督。シリーズ物だったから仕方ないが・・
トニーと舛田のコラボも見てみたかった・・
渡の紅の流れ星はトニーには向いてないと思う。どうだろう・・・



10 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/10(月) 21:06:28 ID:4jDllUdg
監督が仕事場の渋谷の宿屋へ彼を連れてきた。初対面の彼に私は書きかけの原稿を渡した。反応が見たかったからだ。
彼は原稿を受取るなり、腹這いになって読みはじめた。傍若無人な態度に私は憎めないものを感じたことを思い出す。
「面白いですね」そう云って、ニッと笑った顔に、素直で無垢な現代青年のはにかみがあった。
この生地を生かそう、そう思って書いた「紅の流れ星」は、興行的には芳しくなかったが、一部でひどく好評だった。

長々と引用した文章は、脚本家池上金男が渡哲也について書いた文章の一部である

前にも書いたが、全国の館主が熱望したのは「裕次郎映画」。日活アクションと呼ばれるその映画は誤解を恐れず、極端な言い方をすれば「裕次郎のプロモ−ションフィルム」
それが正統派日活アクションの原点

だから、タイトルにこそ現れてはいないが正統派の作品には、「裕次郎の****」、「トニ−の****」と主役の名を冠するのが正しいと私は思っている

いみじくもあなたは書いた「渡の紅の流れ星」と・・・
これは明らかに渡のために書かれた作品。それでもこの作品を正統派と私が認めないのは主人公が女にだらしない、と云う日活アクション映画のル−ティンを完全に踏み外しているからだ
それでも、この映画は傑作。渡の代表作
それゆえ、トニ−には向かないでしょう
「無頼シリ−ズ」(当初、日活では実話シリ−ズと呼んでいた)はトニ−が演じても、見応えのある作品になったと思いますが

11 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/11(火) 17:00:10 ID:BGPDzSJC
日活アクション映画はトニーの死去で事実上終焉。  トニー映画がこれからって時にトニー死去で全てが終わったと見る。
元々は裕次郎のスキー事故も大きかったが・・主役俳優不足で急遽二谷・錠等の主演映画が公開されたがやはり二人は脇で
光る相手役。和田浩治も戦線離脱して事実上旭一人では他社とは戦えない・・それに裕次郎が脱アクション路線を模索して
裕次郎から始まった「日活アクション」は裕次郎の方向転換とトニー死去で終焉したんじゃないか?旭映画は「無国籍アクション
」で裕次郎・赤木路線とはニュアンスが違う。
裕次郎がその後「ムードアクション」の旗手となるが実はトニーの「霧笛が俺を呼んでいる」が事実上のムードアクション
第一作だろう・・荒唐無稽アクションの拳銃無頼帖シリーズはトニーの代表作だがこの映画は後々の渡の無頼シリーズに近いんじゃ
ないかと見る。この赤木・渡路線は裕次郎は出来ない。>>8氏が言い当てしるが  トニー・渡は役者の資質が裕次郎より優れている
証拠。裕次郎がシリーズモノを拒んだ理由がそこの辺にあるように思えてならない・・だからと言って「日活アクション イズ 裕次郎」
には変わりないが・・日活アクションの定義の一つ。ヒーローはキスもしていけない。
とあったが「夜霧のブルース」「太陽への脱出」「赤いハンカチ」「夕陽の丘」「夜霧よ今夜も有難う」でヒロイン役の浅丘ルリ子等と
ベッドシーン・キスシーンのオンパレードだった(笑)。
不思議だがトニーのキスシーンはナカッタんでは?




12 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/12(水) 16:48:55 ID:NpxG6rZt
嵐を呼ぶ男は渡は出来た。恐らくトニーも出来ただろう。
霧笛が俺を呼んでいるは裕次郎には出来るが渡には出来ない。
紅の流れ星は裕次郎・トニーは出来ない。
無頼はトニーは出来るが裕次郎に出来ない。

無機質な殺し屋 渡。訳ありの殺し屋 裕次郎。殺しが出来ないトニー。
三人のキャラクターからそんな感じがする。
それでも初期には「鷲と鷹」「赤い波止場」で裕次郎は殺し屋を演じているが・・
「紅の流れ星」も当初は裕次郎主演で企画され実際は渡は代役だった。


13 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/12(水) 18:07:53 ID:yIVGorYA
嵐を呼ぶ男は渡も演じたが裕次郎には適わなかった。た。恐らくトニーも適わないだろう。
(渡にはジャズのセンスがないし、トニ−のジャズ調の歌を聴いてもおなじ)
霧笛が俺を呼んでいるは三十半ばを過ぎた裕次郎には出来るが渡には出来ない。
紅の流れ星は裕次郎・トニーは出来ない。

訳ありの殺し屋は三人ともできると思う。(一番悩みそうなのはご存知トニ−)

>「紅の流れ星」も当初は裕次郎主演で企画され実際は渡は代役だった。
これは間違い。渡の『海を見ていたジョニ−』が流れ、二週間という「短期間で急遽撮ったもの
>>10 参照

12氏、気を悪くしないで、、、(笑

14 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/12(水) 21:38:46 ID:wSgLFQL/
>渡の『海を見ていたジョニ−』が流れ、
これは勘違い、勘違い

裕次郎のロ−ティションが流れ・・・が正解
『海を・・・』が流れて撮ったのは『錆びたペンダント』だった、、、、、m(__)m

しかし、映画自体は渡のために作られた(企画される間さえももなかった)ものであることは脚本の池上が書いてる通り

15 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/12(水) 22:04:56 ID:wSgLFQL/
>>11
>裕次郎がシリーズモノを拒んだ理由がそこの・・・
本人が拒んだかどうかは知らないが、裕次郎にシリ−ズのないのは邦画の七不思議
映画俳優の資質より素材としても魅力が遥かに大きかった裕次郎
何度も書いて申し訳ないが、彼の映画は彼のプロモ−ションフィルム
すべての映画がじつは『裕次郎シリ−ズ』だった。(笑)

>日活アクションの定義の一つ。ヒーローはキスもしていけない
これは、あの渡辺武信氏の著書から生まれた完全な俗信
宍戸錠が主役をする時に云った「ヒ−ロ-はキスはおろか、女を犯すこともできない。
今まではそんな美味しい役が回ってきていたのだが・・・」が出典だろう

初期の旭、トニ−はともかく裕次郎演ずるヒ−ロ−はかなりのキスをこなしていると思う。少なくても東映アクション映画のヒ−ロ−よりははるかに多いだろう
(もっとも、ガニ股の御大ではキスシ−ンがあったら、これはもう喜劇にしかならないだろう。健さんのストイックさは英樹以上だし、(笑))
しかし、初対面のヒロインを口説き、待たせているその目の前で別の女を口説く杉浦五郎のようなアクション映画のヒ−ロ−は日活のヒ−ロ−としてはあまりに異色。
いや、日本の映画にはいなかったチャラクタ−だろう

ム−ドアクション(これも当初はメロアクションと呼んでいた)も正統派とみなす私には、トニ−の死で日活アクションは終わってはいない

。。。。。。。。。。。。。。。謝謝続投 m(__)m

16 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/12(水) 22:09:42 ID:NpxG6rZt
>>13
13氏、気を悪くしないで、、、(笑
誰にでも間違いはアルンデ。

黒部の太陽の資金稼ぎで急遽予定していた「紅の流れ星」が渡主演の
よって企画され結果傑作となった。
舛さんは大胆にも松竹で「さらば掟」とタイトル変えて公開4年後に
リメイクした。
「赤い波止場」→裕次郎リメイク没→紅の流れ星→さらば掟の流れ・・
全て監督は舛田利雄。

17 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/12(水) 23:21:33 ID:wSgLFQL/
『赤い波止場』 
望郷に題材をとり、日活アクションの模範を示す

『紅の流れ星』
「赤い波止場」と「勝手にしやがれ」を融合。先輩俳優には出来ぬ渡の新境地を開拓

『さらば掟』
役者として成長した渡のハ−ドボイルド映画。密航船の船長役で自ら出演

監督にも正統派、非正統派の分類をするならまさしくミスタ−正統派
鈴木清順(清太郎)はあまりにも非正統派のため裕次郎シリ−ズの監督無し

「裕次郎がいた。アキラがいたよね。みんな若かった。ワイドスクリ−ンが物足りないほど暴れたさ。そして10年たった。削ぎ落としても削ぎ落としてもゼイ肉ってのはついてくるんだ。そんなとき哲也を預けられたんだ。あヽ,
こいつだ!
と。こいつで日活アクションは甦ると思った。照れ屋で、時間がかかってスタ−になる男と思ったけど、モノになる。モノにしてやれって……」
                     by 舛田利雄


18 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/13(木) 10:34:11 ID:oIuxZMAE
日活アクションが結果東映時代劇と肩を並べて隆盛を誇ったが・・裕次郎・舛田コンビの任侠映画「花と竜」が大ヒット。その超満員の劇場の中に東映東京撮影所所長の岡田茂がいた。
「これからからは時代劇じゃなくて任侠だ!」スグサマ鶴田主演「人生劇場・飛車角」を公開して大ヒット。日活アクションが東映任侠路線に主導権を奪われる瞬間となった。日活アクション
も徐々に精彩を欠く事を余儀なくされる運命に。

裕次郎出現で東宝・東映・松竹・大映各社が皆アクションモノに手を出したが全て実らず・・結果裕次郎がヒントを与えてしまったのも面白い。早い話が裕次郎一人で各社を敵にしたいたのが
最も凄い事だった。

渡の映画デビューは時代が悪かった。日活自体に力がナカッタのも大きいが路線自体が最早客を呼べない時代だった。



19 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/13(木) 19:22:02 ID:whvMKAMT
幾何学なら三角は三角、四角は四角でなにも問題はないが、他のものではそうは簡単に分類できないものが殆どである
「日活アクション」とは日活で作られたアクション映画のことを言うのだろうが、ム−ドアクションとなればその定義は人様々である
裕次郎、ルリ子共演のそれまでよりメロドラマの比重が大きい映画が続けて作られた
それは、当時メロアクションと呼ばれ、またそこそこの人気を博したため、日活はこれにム−ドアクションと新たに命名し新しい路線として定着させたのである
先に書いたように、私はム−ドアクションは正統派日活アクションだと考えている
違いは、ヒ−ロ−が歳を重ねただけ、しかしこの違いが画面にかなりの変化を与えたのである

それまでの「日活アクション」は青春映画であった。若きヒ−ロ−は過去にしがみつくことなく、ひたすら明日を、未来を見ていたのである
「いつか、まっとうな暮らしに帰えれねえとも限らない」。絶望の青春を描いた『無頼シリ−ズ』さえ、主人公はラスト、泥だらけ血だらけになりながら希望のない明日に向かって手を伸ばすのである
歳を重ねスクリ−ンに現れた裕次郎が演ずる主人公にはその年月に刻み込まれた過去がある。主人公の行動に大きく影響を与えるのは未来への可能性ではなく、過去への拘りである
しかし、おなじ歳月を重ねたヒロインには過去の拘りはない。あるのは未来を見据える現実のみである
「ぼくにはやらなきゃならないことがある。それがすむまで君を抱くことさえできない」。主人公の悲痛な叫びもヒロインには理解し得ない呪文のようなものである
その、どうしようもない意識の差がある限り事件が解決したところでラストはハッピ−エンドにはなりえない

>>11氏は
『霧笛が俺を呼んでいる』をム−ドアクションの第一作と捉えているらしい。確かによくできた映画であり、全編霧の漂う画面から生まれる情感は、ム−ドアクションを感じさせる
しかし、この主人公には現在を縛る過去が無い。それゆえ、ム-ドアクションとしてみると残念ながら奥深さに欠ける
スト−リ−的には『電光石火の男』がズバリ、ム-ドアクションであった
ムショ暮らしから帰ってくると、恋人は中の良かった先輩と婚約していた。やくざの主人公に対し、その先輩はエリ−ト刑事。先輩に二谷英明、恋人に浅丘ルリ子。これで監督が舛田利雄か松尾昭典、主人公が裕次郎なら完全にム-ドアクションそのもの
だが、残念ながら野口博志の演出は平凡なアクション映画にしかなり得なかった

しかし、トニ−がム−ドアクションに最適の俳優だったことは言うまでも無い。あの若さであれだけの情感、雰囲気を醸し出すことができるのだから……
鈴木清順と裕次郎の映画がないことにさほど残念さはないが、舛田+トニ−のム−ドアクションが見られなかったのは非情に残念、物凄く無念。裕次郎、トニ−の両駒があれば東映任侠路線に劣らないム-ドアクション路線ができていたかもしれないからだ
日活にとって本当に痛かっただろう

20 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/15(土) 16:34:56 ID:kKGK2Izr
霧笛が俺を呼んでいるの脚本を担当したのが社会派熊井啓。
ただのドンパチじゃ無国籍映画になってしまうんでアクション映画に膨らみを
持たせて大人の映画に仕立てた。主演がトニー(21歳)だったので過去の経緯
は年齢的にも困難。友人役の過去・現在に焦点を当て全体的にムードアクション
の原型が出来たと推測。とはいっても殆どパクって本を書いているが(笑)

不思議な事に横浜・神戸を舞台にしたアクション映画は三兄弟に多い。
特に裕次郎は・・

21 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/15(土) 21:02:14 ID:2kzQZeem
巨人のキムタクが菅原文太に似ているね

22 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/16(日) 23:37:25 ID:YeZUuP9p
旭は最後まで日活に尽くした・・
青春文芸〜無国籍〜任侠・やくざ〜助演〜女警察まで・・
しかも娯楽一本だった。錠が言うように興行収入では日活一番の功労者だった。

でも日活ってヤッパ裕次郎なんだな??



23 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/18(火) 19:19:36 ID:ookLqKhq
>>22
裕次郎と日活。
@慎太郎が「狂った果実」の脚本を書く代わりに裕次郎主演を条件に取引。
A売り出しに試行錯誤した結果裕次郎アクション映画路線でブレイク。
B五社協定で引抜きしたギャラの高かった監督・俳優は契約解除。
C裕次郎効果は自社スター・自社監督育成にまで及んだ・・(高収益・低原価)
Dたった一人で斜陽日活を立て直す。(ギャラも破格・何やってもオーケー)
Eスターのタブー(人気者同士の結婚)を自ら破壊して長門・川地・沢本・・・次々に結婚。
F日活から独立して「太平洋ひとりぼっち」製作。以後日活と年間契約。
G五社協定を三船とタッグ組んで破壊。日活配給で日活最高配収。
H色々あった日活と裕次郎だったが「嵐を呼ぶ男」から「男の世界」まで
 正月のスクリーンを14年連続主演で飾る。
I日活最後の断末魔的大作に「日活の顔」として戦争と人間にワンシーン出演。

自社製作(石原プロ映画・テレビ・CM)は現在でも日活撮影所を使用している。
因みに現夫人(まき子)渡哲也(石原プロ社長)小林正彦(石原プロ専務)も元日活出身。

日活と言えば裕次郎。裕次郎と言えば日活。間違いないだろう・・



24 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/19(水) 09:02:51 ID:rV0sGatS
横綱  裕次郎
大関  旭  小百合・ルリ子
関脇  英樹・渡・赤木  芦川・松原・和泉・北原
小結  錠・二谷・長門  南田・笹森・梶
前頭  川地・藤・和田・藤・浜田  白木・山本・中原・清水
二枚目 郷・岡崎・深江・高品・・・ 稲垣・伊藤・斉藤・浜川・・・

25 :正統派の継承:2006/07/19(水) 20:52:59 ID:3GBt/tOR
「清水の暴れん坊」、「鉄火場の風」、「泣かせるぜ」、「赤い谷間の決斗」と、書けば判るものにはすぐに判る
トニ−、渡がそれぞれ1本、2本の主演したのちに裕次郎の助演に回った作品。そして、これらの作品は主演以上のインパクトを与えた。
とくに「鉄火場の風」における、カウンタ−に腰掛けたまま裕次郎の進路を塞ぎ、不敵な笑みを浮かべるトニ−の登場シ−ンは見事だった
それまでの主役を含めた彼の出演シ−ンは云うに及ばず、他の俳優、全日活映画の中でも最上位に位置するのではないか!?少なくてもベスト5に入ることは間違いないだろう
渡も「泣かせるぜ」では未熟な演技も手伝って、浅丘ルリ子がヒ−ロ−に惚れているとも知らない二等航海士を初々しく演じ、映画俳優としては容貌が下降始めた裕次郎にその資質を魅せつけた

この映画での裕次郎と渡の殴りあいのシ−ンをあの渡辺師は、「象徴的に云えば、一人前の男としてファンに認められるための儀式だったのだ」と書いている
そうかもしれない。しかし私は、これら4本の映画は「裕次郎」による「正統派」の伝承だと思う。ニュ−アクションを除くと日活アクションのヒ−ロ−は殆どが一匹狼である。裕次郎がスタ−となってから彼と一緒に戦う若い登場人物というのを、私はこれら4本以外に知らない

トニ−、渡は明らかに後継者として選ばれたのだ。裕次郎に。そして日活に


26 :正統派の継承:2006/07/19(水) 21:13:32 ID:3GBt/tOR
>>23
一番大事なのはD
裕次郎なければあの「渡り鳥シリ−ズ」もあの小林旭もなかっただろう
「渡り鳥シリ−ズ」は非正統派の代表的な作品。そのなかでも「大草原の渡り鳥」は最高傑作
しかし、その一作目(認められていない場合もあるが)「南国土佐を後にして」は不思議なことに正統派作品
それ以外の初期の正統派作品は
  「女を忘れろ」、「やくざの詩」


27 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/22(土) 15:38:44 ID:M3FzS8LV
裕次郎と旭の共演って錆びたナイフと鉄火の花道の二本か?

錆びたナイフでの旭はガキだったが鉄火の花道ではスターの貫禄だった。
渡主演裕次郎助演やら旭主演裕次郎助演或いは小百合主演裕次郎助演観たかった・・
テレビでは殆ど助演の裕次郎だったが・・
日活時代は全て主役だった。特に旭主演の映画で裕次郎助演がホント観たかった。




28 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/22(土) 23:34:04 ID:OYPt6+El
>>27
『君は恋人』が唯一、主役でない作品(?)
『君は恋人』には旭も出ていたが、画面に同時に映ることはなかったので共演とは云えないでしょうな。(笑)

原田芳雄が「いい兄貴(主役)がいれば、弟(脇役=準主役)は、やり易しモンだ」と云うようなことを云っている
兄貴とは健さん、渡のこと(『君よ憤怒の河を渡れ』『新宿アウトロ−・ぶっ飛ばせ』、『関東シリ−ズ』)
柱になる主役がいれば、好きな芝居が許される脇役はオイシイ、、と云うことである
しかし、そのためにはそれなりの演技の力、理論が要求される。となると、演技理論も演技力もない正統派俳優が脇に回ることはいい結果を得られない

TVでも裕次郎は裕次郎を演じつづけた。死ぬまで、、、、

『鉄火の花道』旭(片目の一本松)は脇に回った彼の魅力を遺憾なく発揮し最高。これもしっかりした兄貴が居たからである。で、なければ主役は完全に旭に喰われていただろう
あの、見事な一本松にもまけず堂々と主役を演じていたのは裕次郎が正統派のスタ−であるという立派な証である

29 :もうひとつの継承:2006/07/22(土) 23:48:29 ID:OYPt6+El
『大幹部・無頼』小沢啓一の監督昇進第一作。舛田利雄による『無頼より大幹部』の後を受けたこの作品
ラスト、五郎が這い上がったのは目も眩むばかりの明るい陽光の下のキャンパス。バレ−ボ−ルネットに絡みとられることもなく、白日の太陽の下、真っ白なコ−トに倒れこむ
ゴミだらけのドブ川で死闘を演じた黒ずくめののやくざ。白い体操着の下にまぶしいばかりの肉体を陽光に晒す女子高生。この暗と明の両極端の青春の対比
この秀逸なラストシ−ンにより小沢は監督としての地位を確立し、事実上、無頼はシリ−ズとして成立したのである

舛田は謂わずとしれた正統派監督。この後、舛田(日活)は渡を弟子小沢に託すのである
この時期、正統派俳優は渡一人。このことは舛田から小沢への正統派の継承であった
そして、次作『無頼・人斬り五郎』、次次作『無頼・黒ヒ首』と小沢は末期日活の正統派監督の地位を固める

30 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/23(日) 01:37:46 ID:CD3172XX
霧笛が俺を呼んでいるの芦川と大幹部無頼の芦川がどうしてもダブル。
トニー・渡より年上のヒロインだった芦川がホント良い味を出している。

特に渡主演「大幹部無頼」で雪国・弘前に着いた渡が地元のやくざに
嫌がらせをしていた踊り子等を救出しそのリーダー格の芦川からマフラー
をお礼にと差出、再会した芦川の前でポケットからマフラーを出す渡。
小沢演出が冴え渡る名シーンだった。日活で十分キャリアを積み薄幸な
雰囲気を醸し出した芦川と看板スター芝居の渡。大好きなシーンだ。
正統派スタートニー・渡は芦川が似合った。
そして何故か?旭・英樹は芦川は似合わない気が・・・



31 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/23(日) 06:31:26 ID:jZ2UOBkX
「お変わりなく、、、と云いてえところだが随分と変わっちまったな」
と五郎。売春宿の中庭。画面の左に芦川。右に五郎
「せっかく助けてもらったのに何にもならなかったわね」と経緯を話し出す芦川。そして「こうなってしまったらもうお仕舞いね」と云う芦川に五郎は云う

そう思うようになっちゃたしかにオシメエだな。俺はそうは思わない。俺はやくざだ。それも銭で雇われたド汚ねえやくざだ
オマエさんと大して変わらねえ。でもよう、いつか、何かが起こってまっとうな暮らしに帰れねえとも限らねえ。そんなことあるモンか。そう思っちゃオシメエだよ
あてにもならねえ夢みたいな話だが、そう思って生きている。そう思って生きることを俺の信条としている。人が聞いたら笑うかも知れねえや。・・・オマエさんも笑うかい?
小さく首を横に振りながら
「またきてくれる。・・・こないわね?」
「くるともさ」
照れて、にやけながらポケットから取り出したスカ−フをマフラ−のように首に巻く五郎
芦川の顔にに喜色が浮かぶ
「木内組で五郎と云や判る」
テレながら去ってゆく五郎の後姿を見送る芦川。現在の境遇を思い、出会いの時の明るさを封じ込めた淋しそうな芦川の表情は本当に良かった

後に芦川に助けられた五郎はこの芦川に松原智恵子を呼びに行かすのだ。この映画のときは、五郎を、松原を恨んでしまったことを思い出す

ラジオで「好きな女優さんは?」の質問に「芦川いずみさんです」と答えていた渡。多分この映画の前後のことだったと思うが

渡に似合う日活女優
吉永小百合>芦川いずみ>丘みつ子>>>山本陽子>和泉雅子>梶芽衣子>>>>夏純子>>>>>>浅丘ルリ子
う〜〜ん。松原智恵子は何処に入るんだろう

32 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/23(日) 13:40:31 ID:CD3172XX
渡哲也の無頼シリーズ第三作「無頼・人斬り五郎」も良かった・・
岡崎二朗・佐藤慶・小林千登勢・小池朝雄等脇役陣も充実。
なんと言ってもラストシーンが秀逸な演出が光った・・

全てはフェリーに乗った渡が松原に一言「たばこ 買ってくら・・」から
始まった・・
全てが終わって敵役の割れたサングラスに写しだされた小さなシルエット・・
フェリーに乗った筈の松原の姿が・・・
このシーンを見たいが為に新宿日活・池袋文芸座・新宿ロマン劇場・川崎銀星館
にどれだけ通ったか(笑)
>>31さんも相当な日活ファンとお見受けしましたが、当時全盛を誇った東映任侠物
とは一味も二味も違う「日活純愛路線」を踏襲したやくざ映画だったと思うんですが
それに初めて主題歌が入りました。効果覿面で挿入されていた。
後年東映でヒット曲くちなしの花が劇中で使われたモノとは全然違う・・



33 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/23(日) 20:26:07 ID:jZ2UOBkX
映画を観る視点は80%以上同じような気がしますな。(笑)

『無頼・人斬り五郎』はシリ−ズの白眉。また日活が長く続かなかったため小澤の代表作となってしまった
このシリ−ズはやくざの青春を謳ったもの。ラストの殴り込みは私怨によるもので、組織の論理に押しつぶされ人情を捨てなければならない任侠路線とは根本的に違う。(私から見ればですが・・・)

無頼シリ-ズはやくざ映画の形を借りた正統派日活アクション映画

日活末期になんとか間に合った私は、見過ごした『大幹部・無頼』を観るため当時住んでいた四国から神戸まで、『無頼・人斬り五郎』に至っては東京・浅草新劇まで足を運びました
就職し大阪に出てからは「オ−ルナイト興行」何度も観た。そのせいか『人斬り五郎』のラストシ-ン。サングラスに映った人影を発見し喜びの表情を浮かべるシ-ンは明け方だと思っていたのだが、今、考えると夕方というのが正しいような気が・・・
死闘後、時間の経過を示すカットが続くのだが、一晩たったと考えるのはちょっと無理かな?、、、と

そのとき、流れるんですよね。あの野太い低音で歌われる『無頼・人斬り五郎』が
聴くのはいつも明け方。万雷の拍手の中で聞いたモンです

♪やくざの胸はなぜに淋しい  流浪の果ての虫ケラに 心をゆるす友(ダチ)もなく
 黒ヒ首ひとつ握りしめ 男が咲かす死に花は 花なら赤い彼岸花

 俺しか知らぬ無頼の心 ヒ首で刻んだお前の名 虚ろな胸の片隅に 想いを今も抱きながら 
 夕陽の果てに燃えあがる 明日と呼べる日がいつか来る

34 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/23(日) 22:05:07 ID:CD3172XX
>>33
無頼シリ-ズはやくざ映画の形を借りた正統派日活アクション映画

東映が任侠路線全盛期で大映も同様に任侠・やくざ映画路線確立。
日活も撮るには撮ったが純愛をテーマとしてアクション日活に拘った。。
健さん映画でお馴染みの東映悪役俳優の今井健二・曽根晴美・山本麟一等
が日活出張して渡と対戦。
「斬り込み」で曽根晴美と対戦した渡の背広の裏地が真っ赤だったのも
カッコよかった・・

渡日活最終作「関東流れ者」の最後の殴りこみシーンで山本麟一と死闘
する場所が新宿日活だった・・・・


35 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/23(日) 23:25:35 ID:jZ2UOBkX
映画界には数多くのシリ−ズと呼ばれる作品がある
『男はつらいよ』、『座頭市』、『渡り鳥』、『網走番外地』・・・

しかし、いずれのシリ−ズも主人公(及びその周辺の)の設定が同じと云うくらいのもので、TVの連続ドラマのようなスト−リ−の連続性はないのが普通である
『拳銃無頼帖』シリ−ズになると主人公の名前さえ一貫していないのである(二作目は丈二)
だが、『大幹部・無頼』においては『無頼より大幹部』と合わせて前編、後編といったような関係である
前作で殴り込みにゆく前に、津軽に帰したヒロインを夜行列車で追いかけてゆくところから話は始まる
その回想シ−ンでは前作の殴り込みのシ−ンがそのままモノクロで再現されるし、五郎の生い立ちを簡潔に示した一作目のタイトルバックのモノクロシ−ンもそのまま使用される
神戸の映画館でこのシ−ンを観たときは「この映画は観ていたのか?」と錯覚に陥ったものだ
(このモノクロのタイトルバックはひょっとしたら小澤啓一自身が作ったものではないだろうか?)

『大幹部・無頼』は前作の設定ばかりでなくスト−リ−さえも完全に受け継いで成立した珍しい映画なのである

36 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/23(日) 23:27:53 ID:jZ2UOBkX
>>34
ちょっと訂正
>渡日活最終作「関東流れ者」の・・・

これは『関東破門状』のことですよね、、、(笑)

37 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/24(月) 18:02:01 ID:zWHVY13N
>>36
失礼しました・・渡日活最終作「関東破門状」でした(笑)
関東三部作も良かったですね。
確かに渡には共演女優が丘みつ子・小百合・芦川・松原といった
純情可憐なイメージの女優が似合うかも知れません・・

この頃の渡は凄みとスター芝居が噛み合って貫禄が出てきた頃でした。
渡には日活独特の甘さがなく凄みと迫力では健さん・文太以上のモノがあった。
日活では画期的な事。裕次郎・旭も渡の凄みは出せなかったのは確かだと思う。

総じて渡は結構芝居の上手い役者ではないか?と思うんだが・・・


38 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/26(水) 07:07:27 ID:pE+jcBj5
演ずるのではなく、なりきる渡
起用に演じることはできないが、ハマッタときは素晴らしい

煉瓦の壁をバックに白いス−ツで長ドスかまえたポスタ−が目に浮かぶ『関東破門状』
切先1尺8寸の短いヒ首を愛していた(?)渡

長さが伸びたのは『斬り込み』のラスト・殴り込みのシ−ンから
正規長ドスは『関東幹部会』からだったか?

39 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/26(水) 07:11:28 ID:pE+jcBj5

>起用に演じることはできないが

器用に演ずることはできないが--------が正解

    はは・・は・は。(笑って誤魔化す)

40 : ◆SUICIDEJ26 :2006/07/26(水) 16:41:57 ID:rcAXkDst
途中で話をぶった切りして悪いけど…






渡哲也板本スレ作ったので良かったらそっちにも語りに来て下さい。
前スレとはだいぶ変わったと思うんで…。

41 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/26(水) 20:49:52 ID:pE+jcBj5
>>32
>岡崎二朗・佐藤慶・小林千登勢・小池朝雄等脇役陣も充実。
岡崎二朗のチンピラ役は『無頼より大幹部』に続いて見事

あと『斬り込み』、『不良少女魔子』のチンピラ役と合わせて、彼は最高のチンピラ役者だといえよう
(本人はあまり嬉しくないかな?)
その中でも後述の二本がベスト

中日から阪神へ移籍した矢野と同じくらいに移籍が成功した見本

42 :五郎と竜、、そして錠:2006/07/27(木) 00:26:23 ID:A3wTTpop
相相手を殺さず肩を射抜く抜き射ちの竜
黒ヒ首ひとつ握りしめる人斬り五郎

悪にいては迷うが拳銃を捨てられない抜き射ちの竜
かたぎの暮らしに憧れるがドスを捨てられない人斬り五郎

正統派兄弟が演ずる二人のヒ−ロ−
ともにそのスクリ−ンイメ−ジをファンの目に焼き付けた傑作シリ−ズ

拳銃を黒ヒ首に持ち替えただけのようにも見えるが前者は非正統派作品。後者は正統派。何故?

その理由は無頼シリ−ズには登場しない宍戸錠演ずる敵役の存在
正統派作品は虚構とは知りつつもひょっとしたらと思わせる現実感。それゆえ主人公の心の苦さが身につまされる

危うい主人公の現実感を錠の存在が笑い飛ばし徹底的にフィクションの世界に浸るのが非正統派。だから馬鹿馬鹿しくも可笑しく気分は最高

「石原裕次郎に殴られ、小林旭に蹴っ飛ばされた」と現れる『ハレンチ学園』のエ−スのジョ−
しかし、冷静に考えてみれば裕次郎との共演は数えるほどしかない。それもシリアス。旭やトニ−の前の錠とは似て非なるもの
錠がジョ−を演ずると非正統派作品が生まれる

恐るべきは錠!!!!!

43 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/27(木) 19:50:57 ID:krYekWVN
>恐るべきは錠!!!!!


石原裕次郎主演「黄金の野郎ども」「夜霧の慕情」では
コミカルな演技はゼロ。冷徹非情な復讐の鬼として強面の錠だった。
確かに裕次郎映画だけは錠は鬼となる。

他社を見渡しても錠のような俳優は居ない。
他流試合でも健さんには甘いが鶴田・勝新には非情だった。

ゴジラを一緒で正義のゴジラよりも悪役非情のゴジラがカッコよかった
のと同じで宍戸錠も善人より悪役非情な錠がカッコいい・・

44 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/28(金) 01:11:15 ID:zc5OkN2P
『骨まで愛して』
城卓矢のヒット曲をベ−スに作った作品だが、これを旭が演じればまったくの『渡り鳥』
正統派・渡が演じるとそうはならないが、錠がジョ−として出てくるのでこれは数少ない渡の非正統派作品
錠との対決シ−ンが突如炭鉱のボタ山の上。しかもそれまでス−ツの渡がジ−ンズの上下にバンダナとまるっきり西部劇調に変わるのにはビックリしたが、とにかくこの映画の渡はカッコ良かった

『渡り鳥』では純情可憐な役どころのルリ子に、この映画ではボスの情婦がすっかり似合っていた

ちなみに、この映画は親に連れられずに観た最初の映画
それから暫く授業の合間にコップでサイコロを巻き上げる訓練を重ねたもんだ。中学二年の夏

これ以外の渡りの非正統派作品
『あなたの命』、『やくざ渡り鳥・悪党家業』、、、しかし、香港ジョ−って、、、宍戸錠の役じゃないのか。(笑)

45 :この子の名無しのお祝いに:2006/07/28(金) 01:16:22 ID:zc5OkN2P
>>41
>あと『斬り込み』、『不良少女魔子』のチンピラ役と合わせて

『不良少女魔子』→『女子学園・悪い遊び』、、、、の間違いでした、、、(恥)

46 :この子の名無しのお祝いに:2006/08/03(木) 23:45:51 ID:k48zeC+c
日活映画再開第一次日活ニューフェイスから最後まで「日活映画」の日活スター
として活躍した只一人の男  エースの錠!
旭もトニーも錠助演でスターになった・・英樹・渡も錠の助演で逞しく成長。。

ただキャラクター的に裕次郎とは肌違いな感じがイマイチ。
裕次郎にはインテリ風年上の二谷が方が相性があった・・


47 :この子の名無しのお祝いに:2006/08/05(土) 00:47:12 ID:X6ANP3jZ
裕次郎には小高雄二・二谷英明・長門裕之・渡哲也・・
旭には宍戸錠・高橋英樹・川地民夫・内田良平・・
トニーには錠・沢本忠雄・杉山俊夫・葉山良二・・
英樹には旭・和田浩治・浜田光夫・山内賢・・
渡には藤竜也・郷瑛治・原田芳雄・杉良太郎・・



48 :この子の名無しのお祝いに:2006/08/08(火) 22:27:05 ID:eOuGtXtI
競艇に常滑にゆくとき、いつも気になっていたことがあった

古い瓦や壺で造られた塀を持つ狭い坂道
あの『遊侠三国志・鉄火の花道』で着流しの裕次郎や旭が通った道のことだ
車の窓から見る限りはその跡形も無さそうなのでなかば諦めていたのだが、ふとしたことで「とこなめ焼きの道」という看板を見付けたのだ

しかし、三十数年の年月は、苔の生えた道をコンクリ−トやアスファルトに、古い瓦や壺を新しい壺やオブジェに、なおかつ、それらを固めるのは赤土ではなくモルタルになっていた

しかし、その傾斜のきつい狭い山道は間違いなく、あの映画の背景として使われた道である。古い焼き物工場もあり雰囲気的には未だにあの当時を残している個所は確かににあった

日活映画というものが確かにあったように……

『遊侠三国志・鉄火の花道』の登場人物たちは着流し姿であったが、あの映画は間違いなく「正統日活映画」であった


49 :この子の名無しのお祝いに:2006/08/09(水) 11:21:57 ID:J0b5sa8c
プログラム・ピクチャー離脱とはいえ裕次郎には助演で東映の鶴田・健さんの
様に出演して欲しかった・・
英樹主演やら旭主演やら渡主演に至るまで・・日活の寿命も延命したかも?
ヘルメット・ハンドルも大いに結構だがドスやピストルを捨てて欲しくなかった・・
宍戸錠主演でオールスターアクション物なんかや小林旭主演で任侠物オールスター
で裕次郎の助演を観たかった・・


50 :この子の名無しのお祝いに:2006/08/10(木) 18:49:41 ID:639utBMD
>>49
裕次郎のプログラム・ピクチャーは昭和41年までだった。昭和42年以降自主製作「黒部の太陽」に奔走して日活ローテーションから離脱。
主演スターの居なくなった日活は歌手の舟木一夫・西郷輝彦・園まり・スパイダース等当時の人気歌手に頼った。又東映任侠路線のアオリを
受け青春路線からヤクザ路線を余儀なくされ歌手の北島三郎・扇ひろ子やフリーの安藤昇・丹波哲郎等は主演し、梶芽衣子・藤竜也・原田芳雄
等ニュースターが誕生するも力及ばず状態だった。
二谷・英樹・山本陽子・浅丘ルリ子・松原智恵子等はテレビ進出して、日活ローテーションを最後まで支えたのが旭・錠・渡の三人と淋しい
状態だった。日活の顔として君臨した裕次郎は「黒部の太陽」ヒットで日活のスターから国民的スターになり以後日活出演は大作・オールスター
モノになってしまったのは残念。裕次郎・小百合・ルリ子・旭・英樹・錠・渡と揃った日活は実質裕次郎離脱で幕を閉じる事に・・



51 :この子の名無しのお祝いに:2006/08/13(日) 17:29:19 ID:yxSXM6hu
>裕次郎・小百合・ルリ子・旭・英樹・錠・渡と揃った日活は実質裕次郎離脱で幕を閉じる事に・・
日活は裕次郎離脱では終わりはしなかった

裕次郎が出ようが、旭がどう頑張ろうが日活の経営状態は行き詰っていった
そこで、窮余の策として打ち出されたのが、藤、梶、郷等主演俳優としてはもう一歩の俳優達を束にした映画を作ること
監督だって、舛田、松尾等の巨匠達は使わず若手助監督、もしくは藤田敏八たちの窓際族(?)の登用
そこで生まれたのが、後世「ニュ−アクション」と呼ばれた作品たち

そのときの若き監督達の合言葉が「舛田に追いつけ。舛田を追い越せ」
ロマンポルノに至るまでの短い期間ではあったが、日活は燃えた
でも、客は入らなかった
しかし、客を集めた裕次郎の駄作品よりもはるかに優れてものが多数存在しているのは事実。(裕次郎ブ−ム時においては、裕次郎が出ているだけで客を呼べた)
だから、少なくてもニュ-アクションが自分の嗜好にハマった私にとっては、日活映画はその時にはまだ終わっていなかった
いや、遅れてきた日活ファンとして、やっと間にあった、というのが正直な感想だ

原作が有名文学からの大作や出演者の顔ぶれが豪華な映画、観客動員が多い映画が素晴らしいと思っている輩が多いようだが、映画とはそんなものじゃないだろう
私にとっては、「黒部の太陽」や「祇園祭」さては「人間の条件」よりも優れた作品がニュ-アクションと呼ばれる作品群に数本はある


52 :この子の名無しのお祝いに:2006/08/13(日) 20:01:44 ID:v3KI0lz/
>>51
>監督だって、舛田、松尾等の巨匠達は使わず若手助監督、もしくは藤田敏八たちの窓際族(?)の登用

舛田・松尾も割と最後まで撮っていましたけどね。「無頼」も第1作は舛田。松尾は60年代の後半
には東映ものの出来損ないみたいな任侠もの・暴力団ものしか撮らせてもらえなかった。
舛田の「花と竜」(62)を参考に東映が任侠ものを始めたという説もあるが、その通りだとすれば日活は他社にヒントだけ
与えて追い抜かれてしまったことになる。日活のヤクザ映画で観るに値するものはそんなに多くない。
何本かの任侠大作・清順映画やニューアクション系の暴力映画ぐらいか? 

>そのときの若き監督達の合言葉が「舛田に追いつけ。舛田を追い越せ」

ニューアクション的な作品まで含めて舛田が源流を創ったようなところがありますよね。
日活は-もちろん凡庸な監督もいたが-割と優秀な監督が何人もいたのにスターと興行網の不足で敗れた。

53 :この子の名無しのお祝いに:2006/08/14(月) 10:46:08 ID:KQ9qussC
舛田や日活が作ったのは、「裕次郎」の『花と竜』
それを見た東映はこれはいけると「任侠映画』に目を着けた

居合いを使う座頭がいた。という、たった一行から発想を膨らました大映『座頭市』のように、見事に任侠路線を作り上げた東映の勝利
また、時代劇の東映には明治、大正を扱うことには有形無形の資産があっただろう

『鉄火場の風』、『花と竜』、『遊侠三国志・鉄火の花道』等これらはすべて裕次郎シリ−ズであり、任侠路線ではない

『大幹部・殴り込み』『スパルタ教育・くたばれ親父』『地獄の破門状』『嵐の勇者たち』、、こんなもんかな?
昭和44年以降の舛田の作品。正味の末期といえるのは後者3作品。裕次郎、渡、もしくはオ−ルスタ−映画しか撮っていない。まさに正統派監督
これらを見ると、日活も舛田の功績に配慮し看板監督として遇していたように見える

54 :この子の名無しのお祝いに:2006/08/16(水) 12:56:02 ID:G3WI0kyK
地獄の破門状は旭・ルリ子・英樹・錠・渡の揃い踏み。
嵐の勇者だちは裕次郎・渡・小百合・錠・二谷・浜から浜田・藤・梶・山本・川地
和田・内田・岡田・・まで旭・ルリ子・松原・英樹以外全員集合だった。
企画当初は日活離脱した裕次郎と小百合の共演が膨らんでオールスターになったらしい・・
当初は裕次郎・小百合のラブロマンスで「南国の夜=仮題」でハワイロケも視野に入れていた。
今改めて観ると渡・小百合主演って感じもしないでもナイ。
地獄の破門状も英樹・ルリ子主演って感じだ。裕次郎・旭はクレジットトップだが
実質助演だったんじゃないか?
日活も舛さんも何気に英樹・渡を裕次郎・旭の助演で大スターにと?意気込みが感じれるが・・



55 :この子の名無しのお祝いに:2006/08/17(木) 11:19:26 ID:XJdoxGO4
>>54
日活も舛さんも何気に英樹・渡を裕次郎・旭の助演で大スターにと?意気込みが感じれるが・・

時既に遅しかな・・
東映に対抗して試行錯誤したが・・日活常連客と若者は東映に乗っ取られた。
若い観客層が裕次郎・旭と共に中年になったが中年の裕次郎・旭より健さん・鶴田に
魅力を感じたんだと思う。ファン層も東宝路線とは異なる。
五社協定を粉砕した黒部の太陽は偉大だが映画スターのあり方も変えたのも事実。
しかし鶴田はキネ旬インタビューで三船・裕次郎にエールをおくっているのも興味深い。。



56 :この子の名無しのお祝いに:2006/08/19(土) 20:28:42 ID:G0fQYGRZ
五社協定も利害関係で成立していたのは解るがテレビに主導権を略奪された時点で
俳優・監督をスクランブルで実行してれば十年寿命が延びたかも・・
裕次郎・雷蔵。鶴田・小百合。健さん・渡。鶴田・裕次郎。岩下・旭。
色んな俳優の共演だけでなく監督もそうだが・・
俳優の共演によっては企画も変化しただろう・・
裕次郎・雷蔵で「宮本武蔵」鶴田・裕次郎で「鷲と鷹」岩下と旭で「極妻」・・



57 :この子の名無しのお祝いに:2006/08/19(土) 22:18:58 ID:Qz5iThga
>俳優・監督をスクランブルで実行してれば十年寿命が延びたかも
スタープロだって結局失敗したからなぁ……
さらに当時一人勝ちだった東映がそれを飲むとは思えない。

58 :この子の名無しのお祝いに:2006/08/19(土) 23:29:20 ID:G0fQYGRZ
>>57
さらに当時一人勝ちだった東映がそれを飲むとは思えない。

待ってましたとばかり日活俳優をコキツカッタ・・
旭・英樹・梶・藤・渡と五人の主演映画が作られた。
又、二谷・錠・郷・川地等脇で重宝された。
旭は結局文太・弘樹の助演で便利屋扱い。
渡は深作二部作に主演し強い印象を放った。
旭に至っては御大の十八番を請け負った。
旭も東映ではその後も「修羅の伝説」等
誰もいなくなった東映スターの代わりも努めたのはエライ。


59 :この子の名無しのお祝いに:2006/08/19(土) 23:56:41 ID:NDukJ43m
>>56-57
53〜54年にスタートしたTV放送がわずか数年で予想以上に大きく
なり、経済成長に伴うTV受像機の普及で日本の家庭や社会におけるメディア事情や時間・
レジャー・家族団欒の観念も激変、そうした中で映画興行が衰退したのはやむを得ない。
むしろ、60〜80年代を通してよく踏ん張ったとさえ言えるのではないだろうか。

はっきり言えば、五社協定があっても無くても結果はさほど変わらなかったと思う。

60 :この子の名無しのお祝いに:2006/08/20(日) 17:50:51 ID:9n4GqRP4
>>59
車も安い居酒屋もカラオケもない時代。駅周辺に必ずあった映画館。
みんな裕次郎・旭・トニーに憧れ気分は主人公。
モノクロテレビのチッチャイ画面より総天然色のワイドスクリーン。
看板・ポスター・スナップ集・レコード・・封切館が文化だった。
日活封切館に必ずあったスターの額入り写真。裕次郎・旭・トニー・錠から
北原三枝・浅丘ルリ子・芦川いつみ・・・
又映画スターはテレビに出なかったもの大きい。
和田浩治が一度撮影で近所に来た事があったが町中の人が殆どエキストラで参加。
市長・助役等は炊き出しの陣頭指揮でお祭り騒ぎだった。今考えるといい時代でもあった。



61 :この子の名無しのお祝いに:2006/08/20(日) 18:57:56 ID:4zVE4Xxl
>>60
>モノクロテレビのチッチャイ画面より総天然色のワイドスクリーン。

ただデータで見ると、日本の映画興行の観客動員は、1958年(まさに東京タワー
が完成した年)がピーク。後は90年代まで横這いか減少。ここ数年はTV資本でヒット作が出るよう
になり、シネコン化もありまた動員数も変わってきたが。
当時は、61年に新東宝が倒産、にも関わらず五社の興行戦争もあり60年代後半まで観客数が
減るのに映画館数だけは増えるという過剰設備状況に陥っていた。
勝ち抜いたのはスターの東映・寅さんの松竹・強大な興行網の東宝、弱体な興行網と
スター不足に泣かされた大映と日活は敗北。
家庭・飲食店・職場など社会の各所にTVが普及、また80年代にはビデオの出現もあり、
二番館・三番館で映画を見たり時間を潰す習慣が無くなった。映画興行の衰退は必然。
最近のシネコン化・TV資本による活況は以前とはまた意味が違う次元に入ってきたといえる。

62 :この子の名無しのお祝いに:2006/08/20(日) 19:17:57 ID:oxjv/R7y
さらに75年ぐらいに邦画と洋画の観客動員数が逆転したまま戻らないんだよなぁ

63 :この子の名無しのお祝いに:2006/08/20(日) 19:19:59 ID:4zVE4Xxl
>又映画スターはテレビに出なかったもの大きい。

実際は準主演や中堅クラスの俳優・映画で主演を張れなくなったスターは結構TVには出ていた。
映画会社専属ではない新劇人・歌手・コメディアンなどは言わずもがな。
主演クラスのスターのTV進出が本格化した時期を資料的に言えば、佐田啓二の「花の生涯」(63)の頃が境目か。

「太陽にほえろ!」までTV映画にほとんど出なかった裕次郎も、63年に
ショー番組「こんばんは裕次郎です」を始める。前年(62年)に当時のTV・ラジオ
ジャーナリズムの世界を描いた「憎いあンちくしょう」があるのが面白い。

>市長・助役等は炊き出しの陣頭指揮でお祭り騒ぎだった。今考えるといい時代でもあった。

最近はフィルムコミッション・ブームで、地方でロケがあるとやっぱりお祭り騒ぎですよ。いま、徳島
でもさだまさし原作・松嶋菜々子主演映画でかなり大きなロケをやっていますよね。

64 :この子の名無しのお祝いに:2006/08/20(日) 19:22:18 ID:4zVE4Xxl
>>62
いや、ここ数年は邦画のシェアがまた上がっていますよ。TV資本のヒット
作をバカにしてはいけないです。中堅クラス・ミニシアタークラスの邦画
もやたら多いでしょ? 採算が取れているのか否かは知りませんが。

65 :この子の名無しのお祝いに:2006/08/20(日) 19:31:19 ID:9n4GqRP4
>>61
最近のシネコン化・TV資本による活況は以前とはまた意味が違う次元に入ってきたといえる。

シネコンの存在は子育てが終わった世代や映画全盛期を堪能した世代が意外にも多い。
テレビ資本で創られた映画のスタッフ・俳優が等身大で観客と距離がなくなったのも特徴。
大スター映画や超大作も同じシネコンで見れるのも特徴。
シネコンもデパートと同じで「売れ選」の映画をバイヤーがチョイス。
駅周辺からある東宝系・松竹系のビッグ興行網の当たり外れがあるのも実状。
ただ封切りの新作が手短のシネコンで鑑賞出きるシステムは映画界の革命だろう・・


66 :この子の名無しのお祝いに:2006/08/29(火) 20:34:49 ID:v6W4QM4v
>>65
昔の日活封切館が懐かしい・・
今の邦画は何処の作品か?見極めるのが大変だ・・
何故か?フジテレビ製作映画はポスターで何となく解るが・・



67 :この子の名無しのお祝いに:2006/09/15(金) 15:01:47 ID:CyNg4YZD
保守

68 :この子の名無しのお祝いに:2006/09/24(日) 20:25:16 ID:Kyf+tLhp
スカパーで
宍戸錠の『早射ち野郎』
って映画をやってたんで、
つい見てしまった。
エースの錠、かっこいいなぁ。
助けた人達に、
別れも告げず去って行く姿
最高だねぇ。

69 :この子の名無しのお祝いに:2006/10/01(日) 08:18:34 ID:/kjtknAI
>>54
この頃の渡はすでに裕次郎と五部に渡り合う風格を身に付けていた
だから、そのルックスの良さで裕次郎を凌駕し、主役のようにも見える

この作品で忘れられないのは、渡がスティックの先で小百合の鼻を甚振るシ−ン
二人の関係が囁かれていた時期とも重なって、私にはラブシ−ンのように見えて、と、云うより、今までの小百合には観たことの無いエロスを感じた
絶対に二人は結婚する。そんな、確信をもったシ−ンだったが、結ばれることはなかった

何の根拠も無い勝手な憶測だが、小百合が女優を辞める決心さえすれば……。だったと思う

それまであまり好きでなかった小百合が好きになったのはこのシ−ンのせいであり、渡に似合う女優は松原智恵子だと云う想いが小百合に代わったのもこの映画のせいだった



70 :この子の名無しのお祝いに:2006/10/01(日) 16:39:03 ID:u/JwAyub
「映画・嵐の勇者たち」について・・
肥満した裕次郎だがスターの貫禄芝居だった・・
渡は日活の看板にのし上がったシャープな印象・・
小百合はホント渡との実生活がそのままに・・
東宝から出張の浜はサスガにスター女優の芝居・・


梶・山本・浜田・和田・川地・・存在感が薄かった・・
錠・英明・内田・藤・郷は印象に残った・・
それにしても日活ファン待望だったアクション王国
日活の最後の断末魔的エース舛田監督作品。

71 :この子の名無しのお祝いに:2006/10/22(日) 17:41:33 ID:JFK5f7gX
山間の道を走っていると、少し前まで真っ赤に咲いていた彼岸花も消え、一面のススキが原に代わっている。

富士山麓(?)のススキが原が印象的な、監督・鈴木清順、主演・小林旭、高橋英樹という非正統派のメンバ−で作られた『俺たちの血が許さない』は、見応えのある「正統派」の日活映画であった。
いつも相手を鼻で笑うようなふてぶてしいイメ−ジの旭だが、この作品では弟(英樹)を助けるためには自らを犠牲にする事も厭わない、元やくざのキャバレ−の支配人。という全くもって正統派のヒ−ロ−を悲壮感タップリに演ずる。

化石だ。半引退だ。と、格付けオタクにはかなり下にランクされる旭だが、彼がスタ−であったことは間違いないし、今でも映画俳優としてはトップクラスにランクされるべきだと思うのだが、そうはならないのはその人間性の故か!?

72 :この子の名無しのお祝いに:2006/10/22(日) 18:11:15 ID:ynV/RG+1
>>71
>化石だ。半引退だ。と、格付けオタクにはかなり下にランクされる旭だが、彼がスタ−であったことは間違いないし、今でも映画俳優としてはトップクラスにランクされるべ
>きだと思うのだが、そうはならないのはその人間性の故か!?

人間性は無関係。単に、歌やショー以外の仕事をほとんどしなくなっている旭は
もう評価できないだけ。
TVドラマに出ないのはいいのだが、80年代以降は数えるほど映画出演
もしていない。こんなオッサンをどうリスペクトしろというのか。

73 :この子の名無しのお祝いに:2006/10/23(月) 10:18:36 ID:HvF+5z8b
俺の年代は日活アクション・東映任侠路線まで活躍した銀幕スターの時代だった。
マダマダ映画会社が元気だった頃。で、その内映画がダメになりテレビ主流時代が
その頃生まれた人たちが今テレビで仕事してる。テレビで育った層はテレビを基本
に考える。しかし昔スターだった事も一般資料として勉強させられる。
高倉健・吉永小百合はコンスタントに映画・CM出演しその名を継続させる。
銀幕スター等も次々にテレビ出演。今でも現役で活躍中のスターは切り替えを
上手にコナシタ連中。その波の乗れず、かといって映画にも出演せず、かといって
CMも出ず、こんな調子でいつまでも大スターとして君臨できる時代ではナイ。
菅原文太も劣化したが渋い爺さん役・アニメで声の出演・CM出演と当たり役
「仁義なき戦い」の主役俳優として今尚若い層にはファンも多い。
旭の後輩渡や英樹も現役バリバリの好感度俳優としてテレビ界で君臨。
現実は大昔人気があった銀幕スターか?熱き心にのヒット曲を歌ってる演歌歌手
くらいだろう。残念な事だが。


74 :この子の名無しのお祝いに:2006/10/23(月) 13:21:48 ID:dvDGiukp
>>73
旭がTVドラマにほとんど出ないのはまあいい。ただ、旭はこの20年間、ほとん
ど映画にも出ていない。「修羅の伝説」(92)は、岡本夏生・石井輝男で予定されていた
「女囚さそり」が流れたので、急遽、俊藤氏が穴埋めで制作した作品。
ビデオが売れたので「民暴の帝王」(93)を作ったら大コケ。
「修羅の群れ」三部作(02)はただのVオリの劇場公開作品で、これも
俊藤氏に頼まれただけ。「首領への道」(03)はスポンサーがその筋である
らしいので、恐らくはその方面から頼まれたのだろう。
ttp://www.jmdb.ne.jp/person/p0180760.htm

俊藤氏は「旭は今でも鍛えているのか腕力と運動神経は凄いが食べ過ぎ太り過ぎ飲み過ぎ」
みたいなことを言っていましたね。
たまにショーをやって歌番組やバラエティに出るだけでは・・・。

75 :この子の名無しのお祝いに:2006/10/23(月) 21:33:52 ID:z+wpRbQ+
一つ言えるのは「仁義なき戦い」の武田役は旭以外の役者がやっても全てが旭以下だということ。


76 :この子の名無しのお祝いに:2006/10/23(月) 22:55:31 ID:pxe+eMso
>>73-74
旭の芸能活動見てると、随分昔から歌手>役者と思っていたような節がある。
やはりひばりと扱いに差があったことを引きずっているのでは?

それに日活時代の「赤道を駆ける男」や随分後の「春来る鬼」などの自主制作
の失敗も痛かった。まあ旭は作品や役へのこだわりよりそろばん勘定を優先できる
ようなタイプじゃないから、最初から映画製作での成功は難しかったと思うが。

77 :この子の名無しのお祝いに:2006/10/23(月) 23:03:07 ID:NcFKajTQ
物事を分ける物指というのはいくつもある。
このスレタイの正統派、非正統派というのもその物指のひとつであり、東映が好き。松竹が好きだって構わない。しかし、それらの壁は乗り越えられるような気がするが、映画を知るものと知らないもの
言い換えれば、映画とTVは違う。(映画が上)、映画もTVも同じもだ。この二つの考えがもたらす溝は日本海溝より深く、壁の高さはヒマラヤよりも高い。

映画とTVでは照明の当て方から違うから、背景の色調だけでもあの映画独特の深い味わいはなく、妙に白々しい。
巨大なスクリ−ン。音響設備。何よりも一体となった観客の反応。自然に沸き起こる拍手や喝采
ビデオではとても判らない興奮が満載なのに、、、
映画はビデオで観る。その方が静かで気持ちがいい。

ビデオで観る映画は映画であっても本当の映画ではない。ましてTVドラマは決して映画ではないのに。
その違いの判らないもののなんと多いことよ。

名画(絵画)は原画だから、いいのだ。コピ−では何の値打ちも無い。
古伊万里や楽焼。名陶と実用品の茶碗は同じようでも全くの別物なのだ。

渡哲也は映画スタ−である。旭だってそうだ(った)。


78 :この子の名無しのお祝いに:2006/10/23(月) 23:29:53 ID:HvF+5z8b
>>75
その頃の旭は俳優としてのピーク。
日活キャリアがあったから文太と対等以上の迫力で東映スクリーンを圧倒した。
又、文太も旭との共演で大スターを不動のモノとした。松方弘樹も旭の助演を
得て大スターに成った。東映俊藤・日下部Pは上手に旭を使った。本来は健さん
鶴田の役どころだろうが。千恵蔵リメイクもコナシタが火がつかなった。
俳優としてのキャリアはそこまで。実に勿体無いと思う。
日活二枚看板裕次郎と旭は不摂生過ぎたのも若い時分イイ思いし過ぎたツケ。


79 :この子の名無しのお祝いに:2006/10/30(月) 11:27:57 ID:6yhyEjY8
>>78
日活アクション路線で一時代を築いた旭。既に大スターだった旭だったが邦画自体斜陽化で日活も路線変更
して当時一社独占状態の東映へ入社。主演映画に出演するも東映固定客から支持を得られず「脇」として活路
を見出す。鶴田・高倉主演も組まれない状況の時だった。そこへ「仁義なき戦い」の登場で大ヒット。
新東宝・松竹で燻っていた菅原文太も東映入社したがスター史上主義の東映では主演したにはしたがイマイチ
の状態だった。そこへ仁義の大ヒット。任侠路線で頭打ちだった東映が鶴田・高倉に代わる看板に文太を指名。
その文太に旭を付け実録路線確立。文太映画に安藤・若山も出演して名実ともに文太が東映トップスターに成長。
高倉健は東映を去り、鶴田も文太の脇を努める様になっていく。その間旭は文太の貴重な相手役として
文太大スターへの先陣をツケタ。文太の出世作「仁義なき戦い」は当初渡哲也主演企画でもあった。その代役が
文太。文太を大スターに押し上げた旭は元日活。「勝海舟」で降板した渡に代わった松方もその後、旭の助演を
得て実録スターの仲間入り。元日活旭・渡が文太・松方・渡の弟渡瀬をスターにしていったってのも大変興味深い。
仁義なき戦いの第一作プロデューサーの俊藤さんが4年前企画した「修羅の群れ」に文太・旭・松方そして渡も出演。
渡は松方の息子役で出演したのは勝海舟降板へのお礼か?
又、「仁義なき戦い」を断念した渡が東映で出演第一作「仁義の墓場」に主演したがタイトルに「仁義」が付いていた。



80 :この子の名無しのお祝いに:2006/11/05(日) 13:51:18 ID:+Sbgspiw
外様は生え抜きには勝てない。起用理由は生え抜きを育て大きく見せる為の保険。

81 :この子の名無しのお祝いに:2006/11/17(金) 22:21:27 ID:6tY65jAc
♪あの娘 あの娘は あの娘は おれが
♪おれが探して いた星さ
♪だれにもいわず この胸で おれが育てた 夢なのさ
♪あ〜あ あの娘の
♪あの娘のために 死ぬんだぜ


82 :この子の名無しのお祝いに:2006/11/17(金) 22:27:47 ID:6tY65jAc
♪おれが 死んだら しあわせな
♪恋を しとくれ たのんだぜ
♪ひとりぽっちが つらくても
♪泣いちゃいけない 人目につくぜ
♪お前にゃ すてきな 明日がある



83 :この子の名無しのお祝いに:2006/11/17(金) 22:32:24 ID:6tY65jAc
♪明日をもたない さすらいの
♪死んだつもりの 不死鳥(ほのおどり)
♪命をかけた 恋ひとつ
♪よみがえらせて 陽がのぼる
♪海は 真っ赤な 海は真っ赤な 恋の色



84 :この子の名無しのお祝いに:2006/11/17(金) 22:38:04 ID:DrDjv7nS
もう止めて下さい。関係の者です。
何が目的なのですか? 好奇心で探るのは止めて下さい。
貴方の知らない事が沢山あります。静かに生活しています。
絶対に止めて下さい。



85 :この子の名無しのお祝いに:2006/11/17(金) 23:08:00 ID:6tY65jAc
くぉ〜らぁ

せ、せっかくの




渡哲也青春演歌シリ取りシリ−ズが・・・

86 :この子の名無しのお祝いに:2007/01/03(水) 14:33:22 ID:4GigeHF/
次郎、竜二、五郎

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